ブログ記事の書き方を知りたい!押さえるべきポイントは?

ブログの記事を書くって本当に大変ですよね?
ネタ出しから始まって、タイトル、構成、画像・・・・

ネットで自分の書きたいことを調べたりライバルの記事を読んでみたりすると、無限に飛び交っている情報に押しつぶされてしまいます。

それで、頭の中がパンクする。
気が重くなる。
手が止まる。

こんな状態になってませんか?

この記事ではそんな状態に陥っているあなたに、少しでも効率的にブログ記事が作れるようになる書き方について、わかりやすく解説していきますね。

押さえておかなくてはならない重要なポイントは、実は少ししかありません。

そのポイントさえ押さえておけば、ブログ記事を書くことは苦にならなくなりますよ。
いや、むしろ楽しいものになるのです。

では、本記事を楽しんでください!

 

絶対に忘れてはいけないこと

ブログの記事を書く上で一番大切なことは、自分がどこまで読者さんの気持ちになりきれているか?ということです。

ここでいう読者さんとは、ある特定のひとりの人物です。
これをペルソナと呼んだりします。

このペルソナさんは、自分が当たり前のように知っていることを、まだなにも知らない人。
この知らない状態になりきるということが、最も重要なところなんです。

 

知らない状態のところに、次々と難しい理論やノウハウを浴びせかけても伝わりません。
自分の知識やノウハウは、一旦横に置いておきましょう。

まず相手の立場になりきり、どんな感情を持っているのかをじっくり確かめる。

本当に相手の立場になってそこにベクトルを合わせていけば、少々構成がまずかろうが文章がまずかろうが、ちゃんと相手の胸に響くものになるんです。
困っている人を助けるんだ、という愛情を持って寄り添っていくこと。

このマインドを忘れないことが、一番大切なことなんですよ。
このことだけは、絶対に忘れないようにしましょう。

 

例えば今、私はこれからブログを始める初心者さんのことが頭の中にあるんですね。
初めてのブログを書くにあたって、悩んでいる・苦しんでいる姿を明確に思い浮かべてます。

そのペルソナさんに対して、自分は何をプレゼントできるのか?
どのようにプレゼントを渡したら喜ばれるのか?

そのことだけにフォーカスして、この記事を書いていますよ。

 

自分の知識やノウハウを、存分に伝えたい気持ちはわかります。
これで書いてしまうと主語は「自分」が多くなる。

あくまで相手の気持ちになってなりきって、痒いところに手が届くようなプレゼントを考えて書く。
この場合は主語が「相手」になってきます。

 

読者さんに、

「この人、よくわかってくれてるよな・・」
「何かプレゼントがもらえそう♪」

と感じてもらうことができれば、もうほとんどその記事は成功したようなものです。
そのためにもひたすら相手目線で考えるのです。

最初のうちは書くことに意識が行き過ぎて、この基本を忘れがちになってなってしまうんですね。
どんな状況であっても、読者さんになりきるマインドは忘れないようにしましょう。

 

引き続きブログ記事の書き方について外せない大事なポイントだけを、次の章から説明していきますね。

では次の章にどうぞ。

 

狙いのキーワードの決め方

「キーワード」という言葉。

よく聞く言葉で重要であることはわかっているけど、どうやって選べばいいの?
これがブログ記事を書き始める最初に出てくるお悩みではないでしょうか。

この章では、キーワード選定の重要なポイントを学んでもらうことができます。

 

狙いのキーワードを、最初にビシッと決めることは超重要です。
書きたいことをいきなり書いてしまうと、せっかく良いことを書いているのにキーワードがずれてしまってる、ってことがよく起こるのです。

書きたいことがある、ということはとても良いことです。
その書きたいことに対して、どのような「検索需要のあるキーワード」が存在しているのか?

そこさえわかれば、ハズレの記事がなくなりますよ。

 

今書いている記事を具体的な例として、説明していきますね。

この記事のメインキーワードは【ブログ】です。
メインキーワードというのはひとつの単語なので、必ずビックキーワードです。

この単独キーワードだけで検索されよう!などと思うことは大間違いです。
もっともっとキーワードを絞り込んでいかなくてはなりません。

 

この記事ではメインキーワードの【ブログ】に対して、それに続くサブキーワードを【記事】としました。
すなわちメイン+サブとして【ブログ 記事】という言葉を複合キーワードとして決めたわけです。

これでもまだまだキーワードの絞込みができているとは言えません。
2語の複合キーワードで検索エンジンの上位を狙うことは、かなり難しいのです。

ですので、この2語に続いて関連して出てくる、3語目のキーワードを調べます。
この「関連して出てくる」というところがミソですよ。

 

調べ方でいちばん簡単な方法は、Yahoo検索の「虫めがねキーワード」と、Google 検索の「関連キーワード」を見ることです。

これが【ブログ 記事】の2語で検索した時に出てくるYahooの虫めがねキーワードです。
検索結果1ページ目の最上部と最下部に書かれています。

ヤフー虫めがね

 

同じくGoogle検索で出てきた関連キーワードはこちらです。
場所はこちらは最下部のみです。

グーグル関連キーワード

 

ここには、実際に検索されている実績のあるキーワードだけが示されています。
この中から3語目のキーワードを選びます。

 

この記事の場合は3語目として【書き方】を選択しています。

ヤフー虫めがね3語目

 

これでやっとこの記事のキーワードが【ブログ 記事 書き方】に定まりました。

そしてこの最後に選んだ3語目のキーワードについてだけ、しっかり書いていくことが検索エンジンに好かれる最良の方法なのです。

1語目の【ブログ】に関して書く必要はありません。
2語目の【記事】について書く必要もありません。

【ブログ 記事】を前提として、それに関連して出てきた3語目の【書き方】というたったひとつだけのキーワードについて詳しく書きます。
だからこの3語目のキーワードこそが、狙いのキーワードとなるのです。

 

ここまでできて初めて「キーワードが絞り込めている状態」になったわけですね。

常に狙いのキーワードについて書くことを考えておけば、記事ネタはいくつでも出てきます。
例えば上に示したYahoo虫眼鏡の結果を見ると、【書き方】以外に次に挙げるようなキーワードが出てきてます。

  • ネタ
  • テンプレート
  • タイトル
  • 検索
  • 時間
  • コーセー
  • 保存

これらの3語目についても、それぞれを別のブログ記事として書いていくことができます。
例えば次は【ブログ 記事 タイトル】とかで書けばいいわけですね。

この方法さえ知っていれば、ネタ切れすることなく記事はいくつでも書いていけますよ。

 

【ブログ 記事 任意の3語目】という複合キーワードを書きつくしたら、次は新しいサブキーワードを含む新たな複合キーワードを探せばいいわけですね。

例えば【ブログ 始め方】などとして、この複合キーワードに続いて出てくる3語目のターゲットキーワードを調べて、それでまた記事を書いていくといった感じです。

 

これでキーワードの絞り込みはできましたね。
では次は何をすればいいでしょうか?

これだけで記事を書いていくのは、まだちょっと無理があるような気がしませんか?

書き始める前に、もうひとつやっておく大事なことがあります。
それを次の章で説明しますね。

 

記事の構成を考える

次にやることは、記事の構成を考えることです。

構成を考えるということは、目次を作るということです。
目次とは「見出しタグ」になる部分ですね。

これからどのような内容について書くのか?
これを目次項目として挙げておきます。

本で言えば、第1章から第3章~第5章ぐらいまでのところですね。

 

この大きな章ができた時点で、基本的には記事を書いていく準備ができたと言ってよいでしょう。
でも、もう少し時間をかけて内容を考えることをおすすめします。

それぞれの章に対してどういった内容を書くのか?という部分を、その章の下に箇条書きでいいのでメモしていきます。
このメモを、できれば1週間ほどかけて少しずつ増やしていったり整理したりしていきます。

 

どのようなことを書けば読者さんに喜ばれるのか?
どのようなことを書けばより親切になるのか?
どのようなことを書けばより周辺のことがわかるのか?

そういうことを時間をかけて考えると、頭の中がだんだんと整理されていきます。
その結果、抜けや欠けのない完成度の高い記事を作ることができるんですよ。

さあ、いよいよ記事を書くフェーズになってきました。
ここでもちょっとしたコツがありますので、次の章で紹介しますね。

記事を書く

いよいよ記事を書いていきましょう。

頭の中で書くことがまとまっていると、いざパソコンに向かった時にスラスラと書いていくことができます。
パソコンの前で腕組みをして、うんうんと苦しむことがなくなります。

大体一つの記事が1時間から2時間ぐらいで 書き上がるはずです。

 

書くときは書くことだけに集中することが大事です。
メモ帳などのシンプルなテキストエディタに、文字部分だけを一気に書くようにします。

ブログシステム(アメーバやWordPressなど)のエディタへは、最後にコピーしたテキストを貼り付ければオーケーです。

最初からブログシステムを使って、タグ付けや画像選びなどをやっていると、いつまでたっても記事ができあがりませんよ。
文字は文字、タグはタグ、画像は画像で、まとめてやるのが正解です。

 

さてこれで記事の文字部分が完成しました。
最後に残る作業は「記事のお化粧」です。

この作業を「装飾」と呼んでます。

では次の章では、装飾に関して押さえておきたい基本的なポイントについて説明します。
Webライティング的にも大切なところなので、しっかり読んでマスターしてくださいね。

 

装飾をする

最初に装飾に関する基本的な意味を、知っておきましょう。

そもそも装飾することの目的って何でしょうか?
それは、「重要なところをしっかり見て欲しい」ということですよね。

よくやってしまう失敗は、装飾が多すぎることです。

一つの記事の中に装飾されている箇所が10箇所も20箇所も出てくると、本当に大事な部分がどこなのか?
これが逆に分かりにくくなるんですね。

また頻繁に装飾部分が画面の中に出てくると、目がチカチカしてきて、これもマイナス要因です。

装飾はピンポイントで効果的に使ってこそ効果的に機能しますよ。

 

大切なことは「装飾された部分だけを読めば、ほぼこの記事の内容がわかる」ということを意識することです。

読者さんというものは、とてもせっかちです。
黒々と書かれている文字部分は、まともには読んでくれません。

適当にスクロールしながら読み飛ばしていくのが普通の読み方です。
その中にあって装飾されてる部分が目につくと、一旦そこでスクロールする手が止まり、その部分に目がいきます。

次にまたスクロールが始まりますが、手が止まるのは次の装飾部分です。
そのような読まれ方をするものなので、それだけで頭の中で記事のストーリーが繋がっていくように考えて装飾するわけです。

そういうことができるようになれば、記事の伝わり方が飛躍的にアップしますよ。

 

装飾の方法には色々な方法があります。

  • 大きな文字にしたり
  • 太い文字にしたり
  • 赤い文字にしたり
  • マーカーを入れたり
  • 枠で囲ったり
  • 画像を使ったり
  • 動画を使ったり

そんな感じですね。
ひとつの文章や単語に対して、組み合わせて使うことも問題ありません。

 

どの装飾を使うのかは、個人の自由です。
ですが、ある程度自分のルールを決めておくといいですね。

例えば、太字は少し目立たせたいところに。
赤文字は、注意や警告といった文言に。
黄マーカーは、しっかり頭にいれてほしいところに。

といったあんばいです。

 

ここまでできたら、ほぼ記事は完成しています。
まだとても重要な作業が残っていますが、お気付きでしょうか?

これについて次の章で説明をします。

 

内容を要約する

内容を要約する作業は、全部で3つあります。
順番に解説します。

 

記事タイトル

最初の要約は、記事タイトルを決めることです。
記事タイトルは、キーワードが決まった時点で付けてしまってるかもしれませんが、これは仮のタイトルと考えておきます。

あくまで仮のものなので、最終の記事タイトルは記事を書き終わってから最後につけることがベストです。

なぜならば、検索エンジンは記事タイトルと記事の内容の整合性をとても重視するからです。

 

最初にタイトルを決めてしまうと、記事を書き進めているうちに意図したタイトルとは違った内容に展開していく・・ということはよく起こることです。

書いた内容に応じて、タイトルに盛り込んだ方が良いと思われる部分も出てきます。

なので、できあがった内容を的確に言い表すタイトルを最後に付けるほうが、よほど良いタイトルになりますよ。

ここでは具体的なタイトルの付け方については(別テーマとなるので)触れませんが、タイトルと本文の整合性がすごく大事な要素であることだけを覚えておいてくださいね。

 

メタディスクリプション(要約文)

タイトルが決まったら最後にメタディスクリプションを書いておきます。
メタディスクリプションというのは、この記事に何が書かれているか?を短い文字数でまとめて書く部分です。

SEO効果も期待できるし、検索結果の説明文として表示される確率も高いので、必ずやっておきましょう。

ディスクリプションもタイトル同様、書き終わってから内容をに応じて書くと楽に作れますよ。

これで記事が全部かけた!と喜ぶのもつかの間。
まだ終わりじゃなかったんですね。

 

まとめの章

ブログ記事というものは、前書きと後書きが揃ってこそ体裁が整います。
後書きがないまま終わってしまうと、「突然終わってしまった感」を読者さんに与えることになります。

ここでおしまい!という意味も兼ねて最後に「まとめ」とか「最後に」とか「後書き」とかいう章を作っておきます。

この最終となる章は、読者さんに内容を再確認してもらう意味で、記事の内容をまとめておくのが一般的。

「まとめ」以外では、この記事に関しての自分の思いや、書き終わった後の感想などを書いてもオーケーです。

書き手の個性や考え方を、フランクに表現できる絶好の場所でもあります。

 

最後に

お疲れ様でした!

ブログ記事の書き方について大切なポイントだけを、サクッと書いてみましたが、おわかりいただけたでしょうか?
ブログ記事の書き方については、まだまだ細かな点でのWebライティング的テクニックはあるのですが、それはまた記事を改めて紹介していこうと思います。

ブログ記事も「習うより慣れろ」です。
場数をこなすことが、一番の上達方法です。

この記事ではいくつかの基本ポイントを紹介していますが、絶対にそれをやらなくてはならない!ということもありません。
読者さんの心に響くのであれば、それはすべて正解です。

法に触れるようなことは論外ですが、それ以外は自由に創造してもらっていいものです。
無数の「成功」のパターンがありますので、創意工夫してあなただけのスタイルをつくりあげていけますよ。

 

どうぞ記事を書くことを楽しんでください。

苦しみながら書くて、それは必ず行間に現れ、読者さんに伝わってしまいます。
楽しんで書くと、その雰囲気もちゃんと伝わります。

場数を踏んで書き方がわかってくると、どんどんと記事を書くことが楽しくなってきますよ。
そこを目指して楽しんでいきましょう!

 

最後になりますが、この記事を読んでのご意見、ご感想、ご質問等があれば、お気軽にコメント欄よりお寄せください。
必ず返信させていただいてます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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